窯の本体ドーム作り
ドームの作り方
2017.8
ドーム型の窯の作り方にも、いろいろあって、
簡単なのは、アサヒキャスター(耐火セメント)で、ドームを作ってしまう方法。
だけど、見た目的にも レンガの石窯にしたいし…。
それから、ドームの弧にそって 耐火レンガを1つ1つ 台形型に切って積む方法。
これは、レンガを切るだけで大変そう。
うちは 住宅街なので、レンガを切る時の騒音も気になるし…。
それで、私が作ったのは、耐火レンガを積んで、目地で角度をつけてドームにする方法です。
海外では、この作り方でよく作られているようで、ホームページなども たくさんありました。
「石窯づくり早わかり」 須藤 彰 著 でも紹介されています。
この本は、すごく参考になりましたよ。
そして、窯の内の大きさですが、
横幅が、70cm
奥行が、扉の後ろからで 80cm
高さが 44cmにしました。
ドームのレンガ積み
耐火レンガは、半マスに 切ってあるものを買いました。
ドーム部分で 約110個です。
↓こんな形に、レンガの小口を内側にします。
アサヒキャスターをこねて、レンガを固定。
2段目からは、角度をつけます。
超ミニレンガの高さが、ピッタリだったので、かませて角度を調整。
少しづつ、形が見えてきました。
2段目まで積んでから、型枠を作ります。
型枠作り
レンガを積む支えにする型枠は、土を盛って作りました。
本などでは、木とか発砲スチロールでドーム型の枠を作る事を進めていたのですが、
簡単そうな方法にしてしまいました。
レンガの円の中心に、石窯の高さと同じ棒をガイドに置いて、
棒が隠れるまで、土を盛ります。
なるべく綺麗なドーム型になるように慎重に。
そこに、新聞紙を濡らして貼り付けて、型枠の完成です。
土の型枠は、押すとへこんだり 形もいびつなので、
あまり頼りすぎないように、形を整えながらレンガを積みます。
上部のレンガ積み
型枠に沿って レンガを積みます。
どんどん形が出来てくるので、楽しい作業です!!
ここから上は、レンガを台形に切って埋めていきます。
扉との隙間も、ちょうど良い大きさに 切ったレンガを入れました。
ドームができたら、次は 煙突作りです。